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2017年11月12日日曜日

写真屋さん家族のある1日


家族で年賀状用の写真を撮りに、ちょいと歩いて2分ほどの競艇場駐車場へ。
全盛期はすごい車の量だったんだろーか?使われることの無さそうな第2第3第4……と第7駐車場くらいまで見かける。大きなイチョウの木がズラーっと並んでて広いので、ウチのスタジオ撮影では、天気が良ければお客様を連れ出してプチロケ撮影を取り入れてます。


これは私とHayatoの自撮り〜〜♡ どうやら背を追い抜かれたみたい(*^^*) 子どもに追い抜かれるって、何て幸せな気分なんだろう。Hayatoは10歳下の妹であるYuiにコミュニケーション能力は追い越されちゃったけど、兄としての優しさ忍耐強さはしっかり備えてる。自慢の息子だよ。
授業参観の発表で「みつながはやとくんです」と名乗る可愛い #自閉っ子 .
書きたいブログ記事が3件ほど、発注したいフォトブックも10分あれば済むのに出来ず、半年に一度の恒例写真まとめてプリント発注(家族のプライベートのやつね)ももう一年半出来てない。

けど、楽しい仕事をして、子どもたちと時間を共有して幸せな日々。

うーーん、、、しかし来週の英語の会までに作りたい縫い物カンケーとか、年明けのYuiの誕生日までに縫いたいぬいぐるみとか、店のキッチンのカーテンも縫いたいし、縫いたい欲が止まらない!
縫い物と編み物のカフェ日を設定して、みんなで半日ずっとチクチクして過ごしたいねー!と、軽く募集してみる(半マジ)
明日も撮影。半月くらい?連続撮影いただきました。今月後半もラッシュです!体調整えて走り続けまーす! 


★NMphotography. + nicola
北九州市若松区童子丸2-3-9(JR奥洞海駅前、199号沿い)
Phone 093-980-1823
open 10:30 - 18:30 (cafeは毎週金曜日11:00 - 17:00)
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(カフェ営業情報はInstagramにUPしています)

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2017年10月24日火曜日

キッズ・プログラミング講座をオンライン受講!


少し前になりますが、先週の火曜日10/17に、ZOOMというアプリを使ってのキッズ・プログラミング講座をオンライン受講しました!
フェルトボールを使った幼児向け算数教育で国際学会にも登壇された、上野真弓先生のFacebookタイムラインで講座のことを知り、コメントしたのが受講日の2日前。その日のうちに個人メッセージにてオンライン講座へお誘いをいただきました。先週といえば、週末21, 22日のイベント出店に向けて大忙し、分刻みとは言わずとも1時間刻みでは予定が詰まっていた時......なんと奇跡的に、講座が行われる時間帯だけぽっかり予定が空いていました。ZOOMというアプリを使ってオンラインでの受講。それならば、仕事をしながらその場で参加することができる!と、ZOOM自体使ったこともないし、使い方も知らない。プログラミングなんて、もちろん全く知らない。でも、タイミングがバッチリ合ったこともあり、飛び込んでみることにしました。

世界各国でプログラミングの授業が初等教育に取り入れられているということを知ったのは、数年前のこと。日本は動きが遅いから世界標準に付いていけるのか?と心配になっていたところ、ちょうどウチの娘のYuiが小学校に上がる頃に日本でもプログラミングが小学校の授業に導入されるとのこと。娘が学ぶことは、親の私も先に学んで知っておきたいし、ある程度のことを説明したり質問い答えたりコメントできるようになっておきたい!
「始めるなら、今しかない」

前日にZOOMをiPadにダウンロード。予め教えてもらっていたZOOMの使い方動画をひととおり見て、実際にZOOMを動かしてみた。うん、大丈夫そうだ。
すると「ZOOMでお話ししながら、PCでスクラッチを使ってプログラム体験します」というメッセージが飛び込んで来ました。「スクラッチって何?」何が何だかわからないけれど、ひとまずiPadとともにノートPCも隣に広げておかないといけないことが分かった。
よし、準備はOK。しかしスクラッチって何だろう?
こんな状態で飛び込んでみたキッズ・プログラミング講座。

iPadでZOOMの教えられたIDを入力して、入室。私の他に赤ちゃんを抱えたママさんが1人同時に受講されていて、iPadの画面には先生である中山久美子さんのお顔と、受講者のママさんが映し出され、それぞれの声が聞こえてきます。あちらのZOOM画面には、私の顔が映し出され声も流れているのです。Skypeを使ったことがある人は、少しは違和感なくいけるのかも。私もはじめてSkypeでラジオ出演の収録を行ったときは、すっごく緊張して音声の微妙な遅れにも慣れなかったし、ドキドキしっ放しだった記憶。。。(あれは3年前くらい?)

スクラッチ、というのは、冒頭の画像や下記の画像のような、おおよそ5歳くらい〜のお子さん向けのプログラミング言語学習環境なのだそうです。


Schrach Wiki >> こちら

もう、単純に、楽しかった!!!
新しい世界が開けるのって楽しい、嬉しい。
子供たちにも楽しい世界をたくさん見せたい。

受講直後の私は子供のようにはしゃぎ回っていました。受講中の私もかなり興奮していたのか、夢中になっていたのか、隣のデスクで仕事をしていて外出予定だった夫から「行ってくるね、店の鍵は閉めとくから」とのメモが回ってきた 笑。
この動画は私が受講直後に作ってみた海の中の魚さんたち。魚をクリックすると私が "Hello! I'm a fish"などと声が出るようにしました。



いちおう数年前に、大学の情報工学科の事務員をしていたので、プログラミングの授業をチラリと見たり、プログラミングの授業のレポートみたいなのをチラと見たこともあったのだけど、プログラミングってわけわからん英数字文字列を延々と打ち込んでいくイメージしかなかった。今日教わったScratchという学習環境を1から作成する人なんかは、そういう英数字を延々と打ち込みながらScrachそのものを造っているのだとは思う(多分、専門でないので曖昧なこと言ってます)。でも子供たちには、こんな見た目に楽しくてわかりやすい環境が良いされているんだね!

重度知的障害者であるHayatoでも、漢字混じりで表示されているスクリプトをひらがな・カナカナのみの表記にしてやれば、理解して使えるようになるかもしれない。
2歳児さんのYuiには、ビスケットという、もっと小さい子向けの学習環境があるんだそうな。そちらの体験講座も中山久美子先生が開講しているみたいなので、今度受講してみよう(*^^*)
知ってると知らないでは大違いだなー。どうせなら人生楽しくしたいし、子供が勉強することは親も知っておいて、学校の詰め込み方式ではない楽しいやり方でわくわくする教え方をしたい。プログラミングはまだ全然わからないけど、小学生から始まってる英語教育も、できればYuiの小学校には、ボランティアで教えに入ることができないかなぁ・・・とか妄想を膨らませている。先生方は英語が苦手な方が多いとも聞くし、子供たちにもより質の高い、というか楽しい!と思える英語体験をさせてあげたい。そのお手伝いが、私にできるんじゃないかな?と。

これからは「英語・数学・プログラミング」の教育が大切なんだそう。
私は実は英語・数学・理科が得意な中学生だったのに、中3の時に進路指導で進路を決めなきゃならないときに、そんなに得意でもない英語の道を行くことに決めてしまい、大人から何のアドバイスも受けずに盲目的に英米語学科へ進学して、進学するために高校では数学と理科が科目から除外された「私立文系コース」に入れられてしまい、得意だった数学と理科が今では致命的にわからない。ピンチ。
とにかく勉強は楽しい!私が楽しくやってれば子供たちも楽しんでくれるはず。英語に関しては、私が楽しんで見せたり聞かせたりしてるうちにYuiがスポンジのようにぐんぐん吸収してリスニング力を追い抜かれてしまった。

数年後に私が描いている目標、ビジネス大学院に行ってMBAを取得すること。私自身の興味でもあるし、子供たちに、何歳になっても学ぶ機会はあって、それってすごく楽しいことなんだよ!って教えたい。そういった家庭教育的な側面も動機の一つであるのです。

最後に、この日のZOOMでの講座の様子がYoutubeにまとめられているものをシェアします。本当にママたちが気楽に自宅から参加しています(*^^*) ぜひ見てみて、たくさんの人たちに体験して欲しいです。(動画の開始より32秒後くらいに私がチラっと登場しますw)



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2017年6月14日水曜日

カフェ営業、縮小します。


前のブログ投稿から1ヶ月近く経ってしまいました。
4月5月はスタジオやロケーション、その他撮影のご依頼をたくさんいただいて、カフェの方もレモンパイ人気でバタバタと、とても忙しく過ぎました。

そんな中、nicola cafeの営業縮小を決意しました。
nicola, ケーキの販売を今月いっぱいで終了いたします。

7月からは、珈琲やサイダーなどの飲み物とクッキー・プリンのみとなります。
プリンも場合によっては用意が無い日もあるかもしれません。
また、ケーキのホールでの販売(完全予約制)は継続。
(ホール販売のこと、また詳しくご案内します)
イベント時のランチも継続。イベント時のみケーキ1種類ご用意します。

お店が営業内容をちょっと変えること。
よくあること。ブログで長々とそれについて語る必要はないのだとは思います。でも私はこのブログを、私が生きた奇跡や記録として残す意味でも書いているので、詳しくここに書きます。

お菓子づくりは私が物心ついた頃から大好きで、ケーキをみなさんに食べていただくことは、まさにnicola cafeの主力であり私の長年の夢だったので、たとえ飲み物やクッキー・プリンをお出しするカフェとして継続していくとしても、ケーキの終了は、とても重くて大きな決断でした。
ああ、なんだかネガティブな空気が漂ってしまっていたら、ごめんなさい。寂しいけれど、これは前向きな決心なのです。

ケーキ終了の理由は、ひと言で言えば「家族のニコニコ笑顔を守るため」

ちょっと詳しく言えば
- ケーキの仕込みに時間を取られることで、スタジオ運営に支障が出だした
- 仕込み中は子どもに目が向けられず、自動的に夫の負担増
- 平日日中の撮影や来客が増えたため、仕込みが夜中になることが増えた
- これらが原因で、子どもたちへのしわ寄せ・よくない影響が出だした

nicolaは水・木のみの営業なので、そんなに毎日することがある訳ではないです。なので、「ほんの週に1日2日くらいバタバタするだけ、大丈夫」と当初は思っていました。
だけど、食べるものをお客様に提供することって、そう甘くはない。
かつて、もっとハードに毎日毎日食べるものを提供するお仕事をしていたことがあります。その時はそれはもう毎日朝から夜遅くまで大変だったけれど、今度は規模は小さいし営業日数も少しだけ!と思ってた。でも、負担は単に日数で割った分だけ減るということでもなく、かえって営業日数が少ないことでロスが出たりとか。まー、予想外のこともたくさん。

去年11月にYuiの保育園入園が決まったときには、これで負担も減るぞ〜!と思ったものですが、月齢が上がるごとに単に一緒にいる時間数だけでは割り切れない大変さも出てきたり、保育園にも毎日体調ばっちりで登園できるワケでもなく。まだ2歳になったばかりの小さなYuiが、日々保育園という親から離れた場所で過ごしてる。ニコニコ登園して楽しく過ごしてくれてはいるけれど、まだまだ親にベッタリ甘えて一日を過ごすことが自然な年頃でもあります。

nicolaの意味は、「ニコニコしてるこいつら」。こいつらとは、子どもたちのこと。
また追って記事を追加しますが、私自身の体調の変化も理由に入っています。
いろんなことが合わさって、いろいろあって。人生いろいろ。
一度こう!と決めたら方向転換や変更をすることが大嫌いだった、頑固な私。
一番大切なものが何かをしっかり中心に据えてからは、自分のプライドとか意地なんて簡単に捨てたり書き換えることができるようになった。
いい感じに年齢重ねられているかな?

さあ、ケーキを終了!と宣言してから。
なぜか逆にスイーツが作りたくてしかたなくなってきました。人間、そんな感じ面白いです。ケーキはやめたけど、絶対に意地でも作らないわけではなくて、気が向いたり余裕があったとき、たまーに、何か特別な甘いものがあるかも?しれません(*^^*)
家族と自分たちの体とお天気と、いろんな声を聞きながら、バランス良く自然にやっていきたいなぁと思っています。
これからも、よろしくお願いします!

そうそう、よく勘違いされるのですが。
カフェ営業の水曜日と木曜日以外の日でも、定休日(月曜日)でなければスタジオはいつでもOPENしています。撮影や打ち合わせなどで不在にしていなければ「OPEN」の札が出ています。その時は、何曜日であっても気軽にドアを開けてお入りくださいね(*^^*)
コーヒーなどのお飲み物は、いつでもご注文いただけますよ。
ぜひお気軽に、ドアを開けて、まったりを過ごしに来られてくださいね。
ありがとうございます。



★NMphotography. + nicola
open 10:00 - 19:00 (cafeは水.木のみ11:00 - 17:00)
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2017年5月11日木曜日

子どもを育てながらの働き方などなど考える。


我がスタジオの代表でありカメラマン・光永典人が今日は1日中撮影で外出しているため、代わりにYui社長(2歳4ヶ月)がスタジオに君臨中。 イヤイヤ期だったり、一人遊びよりも一緒に遊ぶことが好きで、なかなか離してくれない今の時期、私一人でカフェ営業して仕事になるのか非常に不安だったのだけど。



Yui社長、想像してたより良い子にしてくれて「今手が離せないから遊べないよ」と言うと、私の足下にオモチャをアレコレ持ってきて広げて「ほら見てー」など言いながら1人遊んでた。おかげで予約をたくさんいただいていたレモンパイも無事焼きあがった。

ひと段落してYuiとジュースで乾杯して、膝に座って甘えてくるYuiを見てたら、なんか色んな感情がまぜこぜになって涙が出てきた。
(しかしその直後悪さしてガツーン!と怒ったらショックな顔して固まって寝てしまったけど 笑)
3歳までは、こうして親にベッタリくっ付いて過ごすのが自然なことで、将来に渡って自分に自信を持って人に生きてゆける、自信を持っているからこそ人に優しくできる、その基礎をつくるための大切な時間。私はもっとYuiと一緒に濃密に過ごすことを選ぶことができる。選択権を持ってる。子どもを育てながらの働き方について、最近いろいろグルグル考えています。とても、贅沢な、悩み。
私は基本、勉強できるようにとかは大事じゃなくて、どれだけ人間らしく自然に心豊かに生きられるかが大事と思ってる。バイリンガルに育ててるのも、世界がぐんと広く楽しくなるから。私自身が子供の頃、とても自分に自信がなくて心が狭くて世界も狭くて。それを広げてくれて、自分を好きになれて人生を楽しくしてくれたのが、アメリカの広い大地と多様な価値観と、英語という言語だったから。
ああーグルグル。。。

こんな風に悩めるってこと、幸せなんだなぁ、きっと。


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2017年4月26日水曜日

2歳のYuiが教えてくれたこと


最近とても落ち込むことがありました。私が更年期なのもあり、ちょっとイライラすることが増えていた時がありました。去年末に体質に合うサプリメントを見つけて服用し始めて以来、ちゃんとコントロールできていた(イライラが激減した)のですが、忙しくて摂るのを忘れがちな時期で上手くいっていませんでした。
とても寝つきが悪くて寝かしつけに1時間近くかかってしまうYuiにイライラして、つい感情的に冷たく当たってしまった。それが2晩続いた翌日から、Yuiが私に対して距離を置くようになったんです。

それまでは、眠くなったらママでないとダメだったのに、私の方には近寄ろうとせず、夫にしがみ付いて離れようとしません。私が抱っこしようとすると「ヤダー!!」と顔を背けられてしまう。ショックだし、それが自分のせいだと分かっているから尚更に、落ち込みました。
夫に相談すると「Hayatoだってそんなところあるよね。いつも僕から離れないし。知恵からももっとHayatoにくっ付いたりベタベタしてみれば?」というコメント。
「えーー。Hayatoはもうそんな年じゃないし、近くに寄るとイヤがるし、もうそんな事する必要ないんじゃない?」とその時は即座に否定したのだけど。

よくよく考え振り返ってみると、Hayatoにはいつも寂しい思いをさせていたような。Yuiが生まれる前はHayatoと二人きりのことも多かったけど、微妙な距離感があって私はそれがちょうど良いのだと思ってきたけど……。夫とHayatoの距離感はいつでもベタベタ。嫌がられても何でもHayatoに飛びついてグシャグシャに撫で回す夫。私は寝かしつけるのにくっ付いたりしなかったけど、夫はいつもHayatoが眠りに落ちるまでピッタリと寄り添っていた……。

そんな時、写真撮影をさせていただいたお客様が成人されたばかりの息子さんのお写真を取りに来られました。息子さん、とても素直で礼儀正しくて、お母様からの愛情をたっぷり注いでもらって育って来られたのがよく分かります。お母様と息子さん、ビミョーな年齢差のカップルだと勘違いされるほど仲良しで、一緒にお茶したりはもちろん、20歳になってもたまに膝枕をすることもあるんだとか。
「羨ましいなぁーーーー」と単なる羨望の感情に支配されていた私ですが、その後お客様と話している中で、頭に岩が落ちてきたようなショックを受けました。目から鱗というよりは、岩が頭にぶつかってきたショック、でも良い意味のショックでした。

お客様が、どれだけ息子さんとのスキンシップを大切にされてきたのか。今時のお子さんと親御さんたちの微妙な距離感が、お子さんの感情や頭脳の発育にどんな影響を及ぼすのか。親子のスキンシップ不足がどんな影を落としていくのか。逆に親子のスキンシップをたっぷり取っていることでお子さんのみならず親御さんにも、どんなに良い影響があるのか。今後、そのお客様とご一緒させていただくかもしれないイベントのコンセプトをお伺いする場面だったのですが、お客様ご自身の人生観や価値観に痛く感銘を受けるとともに、本当に自分の日頃の行いを反省しました。


この写真は、Hayatoのお誕生日に一緒にケーキをデコレーションしているところ。夫が撮ってくれていた写真には、Hayatoの嬉しそうな顔と、私自身もすごく幸せそうな顔(*^^*)
Hayatoが思春期に入ったから、お兄ちゃんになったから、もう母親とベタベタする必要がないわけないんです。自閉症の子に対する「抱っこ療法」というものを、自身も自閉症である東田直樹さんの著書で読んだことがあります。東田さんは言葉を発することはできないけど、文字盤や文字をパソコンで打つことで気持ちを伝えることができます。彼が著書の中で「抱っこ療法」について、抱きしめられるととても安心する……と書いていました。それは私のような大人だって同じこと。落ち込んでいるとき、ギューっとされると安らぎます。Hayatoはましてやまだ子ども。もっとギューっとしてあげよう。

お客様から気づきを得たその日の夜。Yuiを抱っこしてHayatoを抱き寄せた状態で、Hayatoにゆっくりと語りかけました。
「ちーちゃん(Hayatoが私をこう呼びます)、これからは怖いちーちゃんにならないように気をつけるね。今まで一人でがんばらせてゴメンね。ちーちゃんは、はーやとくんが、だーいすき!」
こう語りかけた直後、何だか私がHayatoに抱きしめてもらったような気持ちになって、心の中心がじんわりと暖かくなってきて、涙が出てきました。

同じ日に、Yuiにも語りかけました。冷たく当たってしまった日のことを謝って、これから怖いちえにならないように気をつけるね、と。Yuiはその日から、少しずつ少しずつ、私との距離感を元に戻していってくれました。寝る時に背を向けて少し離れていたYuiが、昨夜は私にピッタリくっ付いて眠ってくれた。
(しかし今はパパLOVE期なのか、夫へのベタベタ度が依然として高いw)
Yuiに関しては、夫がサラリーマンをやめて夫婦一緒に仕事をするようになってから、いつも家にいる夫に対して、私が任せすぎていたこともあります。夫は家にいるとはいっても、家は仕事場でありやるべき仕事はたくさんある。私も仕事はするけれど、やはり家事優先で家のことをすることが多い。私は何か仕事や家事をしていると没頭してしまい周囲のことに無頓着になるけれど、夫は仕事中でも目の端で常に周囲のことを見てる。そんなで、私が子どもたちのことに「気づかない」ことを言い訳のようにして、Yuiを夫に任せて放ったらかしにする時間が増えていました。

作業中に子どもに注意が行きにくいのなら、子どもたちが帰宅するまでになるべく集中すべき仕事は終わらせてしまえばいいんです。そこをスパッとすぐに改善するのは難しいけど、Yuiが保育園から帰ってきたら、ひとまず全部置いておいてYuiの相手に専念することはできます。Yuiがなかなか寝付かなくてイライラしてしまったのも、きっと自分が時間内に片付けることができなかった仕事のことが頭にあったから。

こんな風に、自分のこと中心だった考え方を、子ども中心にシフトしていくこと。私はそれを面倒くさいと思っていました。仕事しなきゃ家事しなきゃ生きていけないやん、と思って。世のお母さんお父さんたちは、みなさん自然と子ども中心の生活をしているように見えて、すごいなぁ……と思っていたのですが、みんなそうやって自分の中で区切りをつけて努力されているんですね。

それを私は面倒くさいと思ってた。

でも、Yuiが私に対して一時的に背を向けたことで、ハタと立ち止まって考え直すことができた。そうして子どもを中心に置いてみたとき、子どもにちゃんと語りかけてギューっと抱きしめることで、子どもを育てるっていうことは、親が子どもに愛情を注いで幸せにしてあげるということではなくて、子どもが私たちに愛情を注いでくれて、毎日を幸せな気持ちで満たしてくれているんだなー、Yuiが気付かせてくれたんです。

別のお客様がこんなことを仰っていました。
子どもが小さかった頃、休みのたびにどこどこへ連れて行ってあげよう!とか、親からの目線で考えてたけど、今振り返ってみると親のほうが子どもに遊んでもらっていたんですよねー。
まさに、それ。子どもに色んなことを「してあげてる」と思っているけれど、実は親のほうが与えてもらっていることが多い。これ、どこかの記事によく書いてありそうなことですよね。「ふんふん」なんて読んでた、そんなことを、最近になって始めて心から感じることができました。

この落ち込み事件以来、子どもたちと過ごす時間がすごーーーく楽しくなりました。
Hayatoとのハグハグも、まだほんの数日目ではあるけれど、続けています。Hayatoもなんだか嬉しそうで、少し距離が縮まりました(*^^*) 親が子どもと距離を置くなんて、変な話ですけれど、私は実際にそうしてしまっていました。自分の親からそうされていたから……という、遡れば背景もあるけれど、でもそれを引き継ぐ必要はないですね。
私はこれから、子どもたちをハグハグして、自分も子どもも幸せを感じて、それを続けることで子どもも親も自身をもって心豊かに生きていきたいです。

ちょっと大げさだけど人生観変わってしまったところがある。
今後、仕事よりも何よりも子ども優先でいくので、ただでさえ営業日の少ないカフェ営業日が減ることもあるかもしれません。でも、子どもとの時間は今しかないから、子ども優先でいきたいと、思います!
ありがとう。





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2017年4月14日金曜日

Hayatoの入学式 〜自閉っ子の成長キロク〜


昨日は私たちの息子の入学式でした。
私は朝の6時からスタジオ一角にある着付け室にてヘアセットと着付け。そう、スタジオの一角にある小上がりは、今はチビっ子たちのオムツ替えと授乳スペースになっていますが、もともと着付け室として作ったものなのです。その場所にて初めての着付けが、まさかの私自身。
息子は普段着に毛がはえた程度の衣装(写真の洋服の上から紺ブレザーを着ました)でしたが、母は息子の晴れの日に晴れ着で臨みました!!スタジオに撮影に来られるお客様たちの線路写真をずっと羨ましく見ておりましたが、ついに!息子と撮ってもらいました(*^^*)
嬉しい!!

車の往来もありますし、邪魔にならないように15秒ほどでバシバシシャッターを切っては立ち去る……という撮影スタイル。ファインダーを覗きながら構図を考える時間はありませんので、事前に光の角度(被写体への光の当たり方)や構図を確認し固めておいてから、被写体である私たち(いつもはお客様たち)が撮影場所に立ってカメラを向いた瞬間にバシバシバシ!っと撮るんだそうです。

さて今朝は、
1ヶ月の長い長い春休みから明けて久しぶりにスクールバスで登校していった息子。6年前に特別支援学校小学部に入学したときの気持ちは、今も鮮明に覚えています。なぜ普通の小学校に入れないのか、落ち着きなく時には奇声を発する他の入学生たち、ウチの息子ももちろん落ち着きなく立ったり座ったり。「晴れの日」といった清々しい気持ちには程遠い影を落としていました。
でも昨日の中学部入学式では、気分爽やか!!奇声を発したり落ち着きなく動く子供たちを見ていても、その子なりの不安や喜びや色んな感情をその子なりの方法で発信していることを、ちゃんと受け止められる私になっていました。
今朝、目覚める直前に見た夢の中で、息子は饒舌におしゃべりをしていましたが、実際の息子は「はい」「いいえ」で答える質問に答えるのも困難。昔だったら夢の中の饒舌な息子を望んでいましたが、今は今のままの息子が大好きでずっとそのまんまでいて欲しいです。

障害をもって生まれてきた人のことを英語で "GIFT”と言ったりします。今まで見たことのなかった世界を見せてくれる、今まで感じたことのなかった喜びを教えてくれる、うちの息子はまさに神様からの "GIFT"です(*^^*)

FacebookなどのSNS投稿だけを見ていても、周囲にはたくさんの新入学・新入園のお子さんたち!
みんな、みんな、おめでとう!!
新学期で進級したみんなも、おめでとう!
春休みに毎日お昼ご飯を作っていたお母さんたち、お疲れさん(笑)!
今日もいい1日でありますように。


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2017年4月3日月曜日

Hayato 12歳の誕生日〜自閉っ子の成長キロク〜


April 2, 2017
World Autism Awareness Day. My autistic son is in dark red and the rest of our family members are in blues.
4月2日は、世界自閉症啓発デー。私たち家族は青に身を包み、自閉っ子本人のHayatoは赤を着てる。

今日が自閉症啓発デーだという事を忘れてて、朝から赤を着ていた自閉っ子の母は私です。
私にはInstagramで出会った自閉っ子を育てるママ仲間が何人かいて、その中の1人が『天使の着ぐるみ』という本を紹介してた。
このサイトでのみ販売されてる、200円というお求めやすいお値段に、つい3冊注文した。2冊は誰かにあげようと思って。1冊は私が読んで、それから店に置いておいて、貸し出そうと思って。
この本の内容をInstagramでざっと荒らすじを見たところ、こんな内容。

ーー自由に歩くこともできない、一日で一人で出来ることは何一つ無い男の子は、生まれる前にある着ぐるみを選んで生まれてきた。その着ぐるみは、高い成長を遂げた魂だけが選べるもので、それを着て生まれた子どもは、存在しているだけで人類に大切な事を伝えることができる。ママは「こんな子に産んでゴメンね」と思ってたけど、その子は自分でママと「親子にやろうね」と約束して、こういう着ぐるみを選んで生まれて来たーー

3日ほど前、Hayatoは12歳になった。
毎年恒例になってたお手紙を、今年はまだ書いていない。手書きのHayatoへの手紙を、画像でアップするのをHayatoの誕生日ブログ恒例にしようと思って、一昨年からやってたんだけど、今年は30日にとても仕事が忙しくて夜に眠ってしまったこと、翌朝からYuiが高熱を出して(アデノウイルスに感染)仕事も家事もままならなくなってしまったことがあって、今日の夜になってもまだ書けてない。今夜中には書こう……としてたら、Yuiが珍しく泣いて起きて、抱っこしてもなかなか泣き止まず一緒に布団に入っても手をギュッと握って離さなくて。今やっと、布団の中でiPhoneでこれを打ってる。
今打たないと、お誕生日を迎えたHayatoへの気持ちが新鮮じゃなくなってしまいそうだから。4月2日の夜中に、これを書いてます。

あ、なんと、、、去年もお手紙書いてないことが発覚 笑!
1年坊主かよ。。。
>> 一昨年のHayatoへの手紙

2017年3月30日(木)、お誕生日当日は、放課後等デイサービス『ことりのいえ』にお世話になったHayato。その日の『ことりのいえ』の活動が、nicola cafeでのおやつタイム。そう、私のカフェ、要するに自分とこでのおやつタイム。わいわいおやつタイムが終わって14人のお友達と7人のスタッフの方々が帰られてから、すぐにお誕生日プレゼント第1弾のチョコエッグを開封!去年と同じものだけど、たまにYouTubeで観てるあのチョコエッグが目の前にある嬉しさを、まだ今も感じてくれてるみたい。とても喜んでくれた(*^^*)



このキンダーサプライズのチョコエッグは、チョコレートの美味しさに定評があるみたい。せっかくだから楽しいだけでなく美味しさもプラスされてる方が良いもんね!

それからすぐに、私と一緒にケーキをデコレーションする予定だったのだけど、スポンジケーキが用意できておらず……(ー ー;) 夕方になってなんとかササーッと焼きました。私、ケーキはいつも焼いてるけど、スポンジケーキは絶対に焼かないんです。なのでレシピも無いし、手順もわかんないから、それなりに大変やったけど、このレシピを参考にして美味しそーなのが焼けた!

お誕生日ディナーには、あっと驚くアイディアがあったのだけど、これも準備不足で叶いそうになく……時間もなかったのでコストコご飯に。でも、ロティサリーチキンを喜んでくれた(*^^*)♪
ケーキはどうすべかー?と考えた結果、夕飯の食卓でデコレーションすることに!Hayatoは食べるのがゆーっくりなので、みんなが食べ終わって一人でモグモグやってるところへ、私がケーキと生クリームを持って登場。Hayatoの目の前でまず生クリームを泡立てまーす。そしてケーキを半分にカット、クリームを塗って、イチゴを並べて、クリームを塗って、サンド。



さあそこからHayatoの出番。生クリームを塗り塗りしてもらいましたよ〜。生クリームは扱いが難しいから、思ったようにいかなくて苦戦してたけど、でもなんか楽しそう(*^^*) 私もデコレーション苦手だけど、こういうのは楽しくて良い!凸凹だけど愛しいケーキが完成しました♡


お誕生日ケーキは、Hayatoの大好きな生クリームとイチゴのケーキと決まってはいるのだけど、私は生クリーム嫌いなので手作りにはしないで敢えてケーキ屋さんで買っていました。今年はどこで買おうか悩んだ結果……買いに行くのが面倒なのと、Hayatoにデコレーションさせてみたいから作ろうと決心。楽しかったし、私も自分で作るならなんとか生クリーム少し剥がせば食べれるから、毎年こうしよう♪

Hayatoはこの1年で、身長が10cm伸びて、洋服がどんどん入らなくなって靴も2回くらい買い替えたっけ。お肉が嫌いで野菜と白ご飯の納豆だけで生きてたガリガリくんだったのが、急にお肉に目覚めて、ご飯は山盛り食べたりお代わりしたり。外食しても、うどん一杯で満足してたのが、今はうどん一杯におでん2種類、プラスご飯。トンカツ定食もペロリと食べるようになったし、何より好き嫌いが激減した。ものすごい偏食家だったけど、私自身もそうだったし成長期になって突然何でも食べれるようになったから、Hayatoも同じだろうと思ってて、そのとーおりになった。

Yuiが生まれるまでは、お風呂も全面的に親が介助してたのに、今はほぼ一人でできる。お兄ちゃんになる過程では、色々葛藤もあってシクシク泣いた夜もあったけど、すっかりお兄ちゃんになったね。今は、Yuiが保育園に行きだしたから、たまーに父と母を独占できる時間があるから、バランスが取れているのかな?Yuiがいない時には完全に甘えん坊の、昔の無邪気なHayatoに戻るね。すごーーい可愛い(*^^*)♡



得意なこと。ジグソーパズル300ピースは初めてのものでも3時間ほどで完成。集中力は私譲りでかなり入り込むね 笑。
(私も朝ゲームを始めて気付いたら夜だった…(食事も取らず)…という経験何度かあり)
記憶力も分野によってはすごくて、ジグソーパズル一度完成させると、配置を覚えてるから、次回からは30分とかでバパーっと完成させてしまう。車でドライブしてても、パパよりも道を覚えてて「こっち」と道の間違いを指摘してくれるよね(パパは方向音痴)。。あと、車の運転ゲームでの、あのハンドルさばきの上手さだけは超神業すぎてヤバイ。けどその神業を生かせる職業はあるのか?趣味の世界でもまあ、いいか!本当にゲームの中での運転はヤバすぎる巧さ。

私とはあんまり手を繋いでくれなくなって、くっ付くとそーっと避けられる 笑。無理やりくっ付くと嫌な顔をする、その身体はガッシリしてて頼り甲斐のある少年そのもの。自閉っ子たちは運動不足になりやすいから、たまにジョギングに付き合ってもらわないとね。そのジョギングも、今では私たちに合わせて同じくらいのペースで3キロくらいは走れるようになった。

この春から、中学1年生になる。
特別支援学校の中等部を、普通の中学校と同じような時間割でカリキュラム組んでくる教育委員会にはビックリ&失望を隠せないのだが、そんな詰め込みのようなカリキュラムに付いて行けるのか、昼休み時間は削られ、給食もかっ込むように食べなきゃいけない時間割、心配は絶えない。繊細な自閉っ子たちは、思春期でもあることだし、この時期にバランスを崩して何らかの発作を起こすこともあるらしい。家庭での過ごし方、そして学校の先生たちとしっかり連携していかなきゃなと思う。放課後等デイサービスの皆さんにも、きっとかなり支えていただくのだろう。

Hayato、お誕生日おめでとう。自分の主役の日に、Yuiにもロウソクの火を消させてくれてありがとうね。

私たちの子どもでいてくれて、ありがとうね。私たちに、大切なことを伝え続けてくれて、本当にありがとう。大切なメッセージを世間にも広めるために、お母さんはHayatoのことを、これからも発信し続けるからね。ありがとう。


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2017年3月15日水曜日

Hayatoの卒業式


2017年3月14日、Hayatoが小学校を卒業しました。4月からは中学生になります。
Hayatoが小学校、正確には特別支援学校小学部に入学した2011年4月は、夫・典人が勤めていた写真館を退職してフリーの写真家として独立した時でもありました。あれから6年の間に一度また別のスタジオに勤めたりはしたけれど、あれから6年になり、無事に息子を卒業させることができたのだという、夫はとても感慨深いものがあるようでした。

私は……入学式の日のことを思い出していました。
特別支援学校(養護学校)に子供を入学させる親は、誰でも心になんらかの感情を抱いています。それも、ネガティブだったりモヤモヤと曇った感情です。中にはもう割り切って晴れ晴れとしている方もいるのかも。でも私の心はモヤモヤとしていて「なぜウチの子がこの学校に入学しないといけないのか」と、まったく晴れ晴れとした入学式ではありませんでした。まだ、Hayatoの障害のことを受け入れられていなくて、まだ「普通の子」と「障害児」という誰かが勝手に決めた枠組みに囚われていて、なんとか息子を「普通」の枠に引き戻したいなんてアホなことを考えていたんです。

*このブログを見て日が浅い方へ……
Hayatoは、重度の知的障害をもつ自閉症児です。言語の遅れが特に目立っていて、発達年齢はおよそ2歳と診断されています。精神的には結構成熟して落ち着いた面もありますが、何しろジャンルによって発達がバラバラ、凸凹。この凸凹が「発達障害」と呼ばれる所以です。

今では、私の心にはHayatoのことで1点の曇りもありません!
HayatoはHayato. 誰がどんな枠でくくろうとしても、Hayatoは私にとってHayatoであり、何も変わりません。障害名はついてるけど、それはありがたく福祉サービスを受けるために必要な資格みたいなものだと思ってます。本当に、生活において、様々な福祉サービスなしでは私たちは仕事をすることもできませんから、その「資格」みたいな障害名にはとても感謝しています。が、それはHayatoにレッテルを貼るようなものでも何でもなく、Hayatoはどんなお子さんたちとも同じ、もうすぐ12歳になる子供です。

この6年間、私たち家族には色んなことがあって、泣いたり笑ったり怒ったり。笑ったことや楽しかったことしかあんまり覚えてないけれど。でも、大変なときでも泣いてるときでも、いつも家族で支え合ってきたし、他人様が助けてくれることも多かった。
今では家族4人で写真スタジオを営んでいて、Hayatoは学校やデイサービスの皆さんのおかげで健やかに育って、夫・典人は写真一本で私たち家族の生活を支えてくれているし、さらにはYuiという太陽みたいな明るい娘までいる!

節目って、とても良いものですね!
息子の卒業式を経て、私たち夫婦の間にも「さあ、やるぞ〜!」という前向きな清々しい気力が満ちてきています。これから蕾がどんどん開いて花咲く季節。その花たちが次々と咲き続けていけるよう、土壌づくりもしっかりと!やっていかねばですね。とにかく今は、すべてが楽しくて、苦しいこともうまくいかないことも全部前向きに受け止めてゆける。ありがとうございます。



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2017年1月6日金曜日

Yui 2歳になりました!


2017年1月6日、娘のYuiが2歳になりました。
元旦の夜から40度を超える熱が続き、やっと平熱に戻ってから今日で3日目。
お熱の原因は突発性発疹。体にブツブツは出てるし、まだ本調子ではなくてフラフラ。思うように体が動かないことに苛立っているのか、ヒジョーーに機嫌が悪いここ数日。それでもなんでもお誕生日!朝から洋服選びも考えました。

私が赤が好きだから、Yuiにも赤を着せよう。
Yuiはスカートが似合うから、ジャンバースカートをはかせよう。
夕方に1階のスタジオで夫に撮影をしてもらうとき「何か髪飾りみたいのつけたいなー」と言うので、私のお花のヘアピンをYuiの髪の毛にも飾って。いつも速攻で外してポイ!と投げてしまうのに、そのままつけててくれたYui。

病み上がりでフラフラなのに、根が活発な子なので、椅子や脚立にのぼろうとしてヨロヨロ、階段でヨロヨロ、撮影用の背景紙につまづいてヨロヨロ。ヨロヨロしてても、決してジッとしていません!私たちのスタジオに撮影に来てくださるお客様たち、特に小さいお子さんをお連れの方々が、どんなに大変な思いをされているのか、はじめて分かった気がします。もーーー、大変!

それでも夫は、必死にYuiを笑わせて良い写真をたっくさん撮ってくれました。
イヤイヤ期間も本格的になって、パパのことをイヤがるようになってしまって、切なくて寂しいだろうに、Yuiの記念日を素敵に撮ってくれた夫には、本当にありがとう。


2年前の今日、15:50に生まれてきてから、Yuiは数分間息をしていませんでした。バースプランには「自分でへその緒を切りたい」って書いておいたのに、生まれた瞬間に助産師さんがササーっと切ってYuiを連れてってしまって。でも私は痛みから解放されたことでボーっとしてて、ほとんど頭が真っ白でした。分娩台に横たわっている私の頭の上のほうでは、助産師さんと担当医師が必死の蘇生措置をしていたそうです。私も42歳と高齢出産だし、流産も何度かあったし、夫は万一のことを密かに覚悟したそうです。

ヘルプの先生が産室に駆けつけたと同時にオギャー!と息を吹き返して産声をあげたYui。私の胸の上に乗せられた小さな命の感触は、もう忘れかけているけど、その時のなんとも言えない感情をよく覚えています。
その瞬間を夫がこの写真におさめてくれました。


この夫のFacebook投稿を産院の病室から見たとき、感動という言葉では軽くて何て言っていいかわからない感情に包まれてワンワン泣いてしまいました。同じ日に出産した戦友たち(と呼んでいいほど入院中の産婦仲間たちとの生活は濃ゆかった!)にも食事をしながらこの写真を見せると、感極まって泣く人がいました。

写真もそうですが、夫が添えた言葉がものすごく心に沁みるんです。いつ読んでも。

2歳になったYui。女の子とは思えない活発な子で、人を笑わすのが好きな変顔好きなヒョウキンな子。私がライブで歌ったりするのを見てるからなのか、歌うのも大好きで一日中何かを歌っています。私に叱られて「ダメよ〜」と言われると、それを歌にしてしまうほど歌が好きなお調子者です。



私に似て自立心も気も強くて、私に少々叱られてもキッと睨んできて、いつも母娘の睨み合いが繰り広げられて、夫やHayatoは見ていてヒヤヒヤw だけど内弁慶なところもあって、外に出るとお友達にオモチャを取られても取られっぱなし。保育園でも、優しくしてくれるお兄さんお姉さんにくっ付いて可愛がってもらっているようです。

魔の2歳児なんて言われるくらい、イヤイヤ期の2歳児は大変だと聞くけれど、Yuiは1歳すぎたころから十分イヤイヤ期がはじまっていて、十分大変だったので、何となく2歳になれば早めに落ち着いてすごくいい子になってくれるんじゃないかな?
でも、私が理不尽な怒り方をしたり、感情的になると、それを見抜いて全く言うことをきいてくれなくなるので、私も母として気をつけないといけません。

1年後、3歳の誕生日を迎える頃には、今とは比べものにならないくらいお姉さんになっていることでしょう。一番大きいのは、その頃には会話ができるようになっているだろうこと!!ご存知のように、10歳年上のHayatoは発達障害で言葉が苦手で今でも普通に会話をすることが困難なので、親として、子供と会話をするというのは初体験に近いです。
どんなことを日々話してくれるんだろう。どんな質問攻めをしてくるんだろう。すべてがとても楽しみです。

ありきたりの言葉だけど、Yuiが私たちのところに来てくれて本当によかった。
ありがとう。



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2016年12月28日水曜日

Hayatoのこと 〜自閉っ子の成長記録〜



Hayato、来年中学生になる。
知的障害を伴う自閉症児ちゃんで、発達年齢は2歳半くらいと言われてる。言葉で意思表示するのが苦手だからそうなるんだけど、精神的にはかなり成熟してて、とても気の利く優しい子。
決まったことを決まったとおり、規則正しく行動しないとダメなのが自閉っ子の特徴なのだけど、決まったことを決まったとおりにするのが大の苦手で突飛な行動ばかりする母のおかげか、かなり臨機応変な子に育ってくれた。

*Hayatoのことは、前のブログにも自閉っ子Hayatoの成長キロクというカテゴリで数年前から記事を書いてます。よかったら遡って読んでみてください!>> コチラ

この写真は半月くらい前になるかな?前日に高熱を出してたので念のため学校を休んだ日。Yuiは保育園に行ってるから、久しぶりの一人っ子状態を満喫できた日だったね。熱も下がったみたいだったから、何か好きなもの食べに行こうか!と車に乗り込むと「ラーメンたべる」と言い出す。「ラーメンとか好きだったっけ?」と夫と顔を見合わせ、しばらくして夫が思い出す。Hayatoは一蘭に行きたいに違いない、と。前にみんなで行った時にすごい楽しそうにしてたから。すぐにiPhoneで検索して、一蘭の画像を見せると、確かにここに行きたいんだと意思表示。



この写真は、その一蘭に到着したところ。普段は近くに寄らせてくれないのに、この日はすごく楽しそうで甘えん坊で、手を繋いで歩いてくれた(*^^*) いつもはお兄ちゃんとして、頑張ってるんだもんね。
いつもありがとう。Hayato。

Yuiが保育園に通うようになってから、たまーにHayatoと夫と3人で過ごす時間ができた。Hayatoは「Yuiちゃんほいくえん!」と言いながら、グヒヒヒヒ!と笑いが止まらない。両親を独り占めできるんだもんね、嬉しくて笑いが止まらない。

Yuiはまだ危なっかしくて目が離せないから、普段はどーうしても私も夫もYuiにばかり注目してしまう。Hayatoは、少し前までは全部何もかもしてらやないといけなかったはずなのに、この2年で何でも出来るようになってしまって、放っておいても問題なし……と、安心して放っておいてしまって、ふと見ると寂しさを噛み殺したような複雑な少年の顔をしてることがある。

Yuiが危ないことをしようとしたら、少し前までは「Yuiちゃんダメー」と言うだけだったのが、今は抱っこして連れ戻してくれるようになった。そんな機転も利くようになったし、Yuiくらい軽々と抱っこできるほどに、大きくなったんだよね(*^^*)

身長143センチ。
もうすぐ私に追いつくね!
野菜と納豆しか食べない、お肉大嫌いな子だったのに、偏食家で全然食べない子だったのに、いつの間にか何でも食べるようになって、最近はあんなに嫌いだったお肉が大好き。
うどん屋さんに行けば、ワカメうどん一杯で充分だったのに、今はうどん+ご飯+おでん2種類くらい。トンカツは大好き。今日の夕飯にはお茶碗がすぐに空っぽになってたから「お代わりする?」と訊くと「おかわり」と答えて、本当にペロリと食べちゃった。



食事するにも、カフェでお茶するにも、前は周囲に迷惑になるからと場所を選んだり、大声を出すHayatoにハラハラしてたのに、今はどこへでも安心して連れて行ける。

本当に、いつの間にか大きくなって、成長したんだね。
体も大きくなって、力も強くなって、私が感情的に怒るとHayatoがキレて叩いてくるんだけど、本気を出されたら私はもう太刀打ちできないな……と感じるようになった。そこを、ちゃーんと手加減して叩いてくるところが、Hayatoの優しいところであり、自閉っ子っぽくないところ。

小学生最後の2学期が終わって、年が明ければすぐに卒業式で、入学式。ランドセル姿の写真も、ちゃーんと撮っとかないとね。入学式で、私はまだHayatoの障害のことを受け入れられてなくて、「なんでこんな学校に来なきゃいけないんだろう」「ここはHayatoが来る場所じゃない!」なんて思ったの、よく覚えてる。でも、小池特別支援学校は、とてもHayatoにピッタリの、素晴らしい学校でした。
まだ、中学部と高等部の6年間お世話になるけれど、きっとHayatoは有意義に楽しく過ごしてくれると思う。放課後や長期休業中にお世話になってるデイサービスの方々にも良くしていただきながら、親の行き届かない部分を補ってもらいながら、Hayatoはこんなに成長してくれた。

学校では私を「お母さん」と呼ぶらしい。家では「ちーちゃん」と呼んでくれるけど、そう呼んでくれる回数も減ってきたね。呼ばれると、とても嬉しい。

仕事と家事とを上手く配分できなくて、おまけに更年期障害みたいのが出てきてコントロールできなくて、ブログを書くことができる時間がほとんどない中、久しぶりの投稿。取り止めがないけれど、今日はここまで。
次はYuiのことを書くかな!
書きたいことは、いつも、たーっくさん。でも、書こうと思うだけで流れてく。
Instagramには、そんな思いを、流れてしまう前に書き綴っています。写真とともに。よかったら、私のInstagram、見てくださいね(*^^*)

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*Hayatoのことは、前のブログにも自閉っ子Hayatoの成長キロクというカテゴリで数年前から記事を書いてます。よかったら遡って読んでみてください!
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2016年11月22日火曜日

Yui, 1歳9ヶ月で保育園生活スタート


11月よりYuiが保育園に通うことになりました。
7月21日にスタジオをオープンした頃……それまでは、Yuiは幼稚園の4年保育に行かせよう。それまではスタジオで見ながら仕事しながら……と抱いていた構想がガラガラと崩れていきました 笑。そう、魔の1歳児2歳児時期に、仕事場で子供を見ながら仕事をするという無謀さに気づいて!すぐに保育園探しを始めました。

どこも便利がよく評判の良い保育園は満員で空き待ちも多く、いつまで経っても、もっと言えば春まで待っても入園できない可能性だってある。それは困る!と、その時のよぎったのが区役所の保育所担当の方の言葉。
「まつみさん(まつみ保育園)だったら、入園しやすいかな〜」
まつみ保育園。若松区でもはずれのはずれ、山を越え海沿いの道を行きさらに田んぼ道をぐんぐん進んだ山の中にある保育園。とにかく目の前にある30分もあれば片付くであろう仕事が、Yui怪獣のお世話によって3日も4日も遮断され続けている状況をなんとかしなければ、秋の繁忙期を乗り切ることができそうにない(T_T) そんな気持ちで夫婦そろって見学に行きました。まつみ保育園。環境はとてもよく、先生たちも楽しそう。なによりYuiが、園庭で遊ぶ子供達の中にするすると入って行って一緒に遊んでる!滑り台で逆流しようとして「ダメだよー」と言われてしぶしぶ階段に並んだり、お友達のおままごとを勝手に触って「ダメ〜」と言われてしぶしぶ誰も使ってなさそうなオモチャを手に遊んだり。ほんの30分ほどの中でどんどん身につく社会性!
「これはYuiにとっても良い環境だ」と夫婦そろって意見が一致し、即区役所に申し込み。即入園が決まりました(*^^*)

11月入園。初日は出張撮影のため送り迎えができないため、11月2日が初登園。

★1日目・2日目 ... 9:30 登園 >> 10:30 お迎え
★3日目〜6日目 ... 9:30 登園 >> 11:00 お迎え

祝日や土日を挟んで、ここまでで2週間。自宅〜保育園〜自宅の所要時間は40分ほどのため、この期間は登園させた後に自宅に戻ってもすぐとんぼ返りでお迎えになるし、かと言ってお迎えまでの時間を何かの活動に使うにはあまりに短かすぎて、午前中をほぼ保育園送り迎えに費やす感じ。慣らし保育ってなんて面倒なんだ〜と最初は思ったけど、登園してバイバイするときに泣きじゃくるYuiを見たり、連絡帳に「たまに思い出したようにフェ〜ンと泣いてました」なんて書いてあるのを見ると、まだ小さいYuiが社会生活を始めるのはものすごく負担になること。少しずつ小さなステップで見守ってあれなければ……と思うようになりました。そんな私の気持ちの変化と同時に、Yuiにも変化が。朝の登園のときに私の腕からするりと抜けて一人でオモチャを取りに行ったり、自分の教室へスタスタと入って行くように。泣くこともなく過ごしているという報告に、なんか寂しい気持ち。

★7日目(11/15) 〜8日目(11/16) ... 9:30 登園 >> 11:45 お迎え
この時期から給食を食べるようになりました。親のいない場所でお友達と給食を食べる……大丈夫か?と思ったけど、とてもすんなり。活動時間に歌に合わせて踊ったりもしているようで、慣れてきた様子。

★9日目(11/17)〜 現在 ... 9:30 登園 >> 15:30 お迎え
給食を食べた後、お昼寝しておやつを食べるところまで園で過ごすようになり、一気に保育時間が延長。こうなると、店に戻って仕事の一つや二つ三つ片付きます。「お昼寝から目が覚めたり泣いたりしたら連絡します」とのことだったけど、Yuiは一度寝たら起きません!予想どおり、初日からケロリとおやつまで過ごしました。

ああ慣れた慣れた!助かるけれど、嬉しいような寂しいような複雑な気持ち。と思っていたら、10日目、登園後のお別れのときにギャー!っと泣きだしてしまい、私の方がオロオロして気が動転。店に戻るまでの間にパパッと効率良く買い出ししたり用事を済ませないといけなかったのに、道を間違えてしまったり、うっかり買い忘れや見落としの連発で、ものすごいタイム・ロス。Yuiも大変だけど、私も冷静なようで色々心が揺れていたようで、本当に親子でいろんな気持ちをくぐり抜ける期間です。

6年生になるHayatoは、2歳半頃からフルタイムで保育園に通っていました。朝の9時くらいから夜7時まで。当時はまだ薄々しか認知できていなかったけど、Hayatoは発達障害があって4歳頃まで知的年齢が1歳に満たない状態でした。そんな小さな子が、1日に10時間も保育園で過ごす。どんなに負担をかけてしまっていたのか、今更思い知らされました。これも後からわかったことだけど、Hayatoは自閉症と知的障害があって、寂しいとか辛いとか感じていても、感情を表に出すことができない子。今でこそ意思表示が多少はできるようになったけど、当時のHayatoはただ黙って心を無にしたようにジッとしていることしかできなかった。それを「この子はクールな子」と思い込んであまり心配していなかった私。話は反れたけれど、Yuiの慣らし保育期間をもって、当時のHayatoの表には出ていなかった気持ちを知ることになったのです。
(後悔して自分を責めても仕方ない。今から、Hayatoとちゃんと過ごそう、うん)

冒頭の写真は、登園10日目の日かな?お迎え後に園庭の滑り台で遊ぶYui。滑り台のアーチにぶら下がってブ〜ラブラと揺れてはじける笑顔!そして余裕の顔でするする〜っとすべり降りてきます。滑り台は怖くてすべれなかったのに、あっという間に克服です!
まだ少しばかし慣らし保育期間は続きます。最終的には17:30をお迎え時間にしようと思っているのですが、どうしよう?Yuiにも私にも、そして夫にも、ほどよいバランスになるよう考えていきたいです。

10時間保育を3年間も経験させてしまったHayato、その後、知的障害児のための療育園である、ひまわり学園に通園させるようになってから、親子で過ごす時間がぐっと増えました。その頃が知的年齢やっと1歳を過ぎた頃だったかな。3年間も育児放棄に近い扱いをしてしまったことを相当に悔やみました。後悔して自分を責めたけど、Hayatoが発達のゆっくりした子だったため、まだ物心つかない間にちゃんとした母親をするチャンスを取り戻すことができたのだ、と、前向きに考えるようにしました。
そして今、Yuiにかかりっきりで、やっぱりHayatoに負担をかけてしまっている〜w お利口さんになって色々手伝ってくれるHayato. だけどYuiがいない時には甘えてきてくれるHayato. Yuiの保育園スタートで、Hayatoにもご褒美Timeが持てる日がくるかもね。



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2016年11月4日金曜日

2児+1匹の母のつぶやき



今日はスタジオ撮影が午前と午後にあって、子どもたちにも頑張らせてしまった1日。特にYuiは、色んなことが分かり始めてきて、いわゆるイヤイヤ期・第一次反抗期もボチボチ始まっていて。
両親がお客さんのお子さんにばかりニコニコと話しかけているのを見て、何とも言えない寂しさのような複雑な感情を抱いたのかもしれない。

今日のYuiは、はちゃめちゃに暴れん坊で、泣いたり喚いたり叫んだりと、とにかく激しくて大変な1日で、もう私はヘロンヘロンに疲れて。お酒でも飲まないとやってられん!と、ウォッカのオランジーナ割りを飲みながらこれを書いている。

普段、ビール3口で酔っ払ってしまうくらいだから、もうヘロンヘロン。なので、めちゃくちゃなブログかもしれない。

チョコという名の猫が家族に加わって、もうすぐ2ヶ月。猫とはいえ、1つの命。育てていくには人間1人分と同等の重みがあって、大変なこともあるけどその分可愛くて仕方がない。
我が家に来てくれて本当に良かったと思う。
そのチョコが、猫白血病に感染していると分かった日は、とにかく沢山の涙を流した。ペットを飼ったことのなかった私には、ペットも家族の一員と言われていることの意味がよく分かってなかった。頭でも心ても分かってなかった。
今は、よく分かる。
お腹を痛めて産んだ子と、たまたま迷い込んできた野良上がりの子猫と、何の違いもない。同じように我が子で、可愛くて仕方ない。

猫白血病に感染すると、80%の子が3年以内に死ぬらしい。いつ発症して死んでもおかしくない、と。有効な治療法は今のところ無くて、でも子猫のうちはインターフェロンの投薬でウイルスを撃退できた例があるとかで、やってみる価値はある、と。治せない可能性の方が大きいんだけど、私たちはやってみることにした。

インターフェロンの注射を5日連続で打つ。
それを3クール、やるのが標準なんだと。
つい先日、1クールを終えた。
お利口さんのチョコ、毎日の注射、よく頑張った。生きて欲しいと祈る私たちの気持ちが分かってるのな。白血病で長く生きられないと知ってから、チョコに私たちの寝室を解放した。よく私のお腹の辺りで寝てる。
野良猫の平均寿命は2-3年ほど、飼い猫は15年くらい生きると何かで読んだ。チョコが野良のままだったとしたら、病気でなくてもそんなに短命だったんだなぁ。ウチの駐車場に迷い込んで来たとき、あれは、病気を察した母猫から捨てられたところだったのかな。猫は病気で長くない子猫の子育てを放棄するらしい。お腹を空かせてフラフラして、小刻みに震えてた、まだ小さな小さなチョコの姿は目に焼き付いてる。

Yuiは本当に暴れん坊のワガママ放題で大変で毎日ヘトヘトになる。でも聞き分けの良いところもあるし、色んなこと考えて、色んなこと感じて吸収して、感情がどんどん育ってる。
今の大変な時期をどう接するかで、将来が違ってくるんだろうと、責任感もとても重くのしかかる。Yuiは私に似たのか、とても精神的に強くて、叱られても泣かずにキッと目を見据えて歯を食いしばって、ジッと相手を見つめる。絶対に泣かない。つい私も対等に相手してしまって、睨み合う。女同士、火花を散らす戦いに、Hayatoや夫はヒヤヒヤドキドキしてるのがわかる。

だけど、Yuiは結局のところほんの1歳の子どもで
まだ赤ちゃんで、強がってはいても心はダメージを受けてる。そんなことに気付いて、ああ、もっと大人にならないといけない……と反省してみたり。でもその時になると、火花を散らして対等に喧嘩してしまう。
なかなか大人になれない母でゴメンよ。

今月44歳になる私。
確実に更年期にさしかかっているようで、自分でどうにもコントロールできないイライラに襲われることが多くなってきた。今までしたことのない失敗をしてしまって凹む事も増えた。

Hayatoは、重度の知的障害と自閉症を持ちながらも
この頃かなりの成長を見せてくれる。物事のルールや原則みたいなことを、暗に理解できてることも増えてきたし、Yuiに対してはお兄ちゃんらしく寛容だったり危険から守ろうとしてくれる一面も見られるようになった。Yuiが生まれたばかりの頃は、妹の存在に全く無関心で無感動のように見えて、本当にお兄ちゃんとしての心が芽生えてくるんだろうか?一生妹のことを認識できないんじやないだろうか?と心配したけれど、それは杞憂であったかのように、今では立派なお兄ちゃん。

Yuiはやっと保育園に入園することができて、今、ならしで徐々に保育園での生活を始めてる。お陰様で私たちのスタジオにも少しずつ仕事が入りはじめて、Yuiを見ながら仕事をするのは限界に近かったので本当に大助かり。私も中途半端にしか出来てなかったカフェ営業やスタジオの宣伝活動や事務仕事なんかを、やっと腰を据えてすることができる。

母としても、まだまだ未熟で、妻としてもまだまだ未熟で、たいていが私が原因で始まってしまう夫婦喧嘩も度々だし。
ああーーーー。
44歳になろうという今。
この年齢って
子供のころに想像してたよりも
ずっとずっと
未熟なものなんだなぁーーー。

そんな、取り留めのないところで今日はお終い。
Hayatoの成長記録とか、Yuiの成長記録とか、英語の会のこと、カフェのこと、たくさん書きたいことはあるのに文字にして発信することができないまま過ぎていく。Yuiの保育園生活が安定してきたら、少しずつ整っていくのかな。整えなくてはね。

おやすみなさい。
今月は、もっと、書いていきたいな。