2016年11月22日火曜日

Yui, 1歳9ヶ月で保育園生活スタート


11月よりYuiが保育園に通うことになりました。
7月21日にスタジオをオープンした頃……それまでは、Yuiは幼稚園の4年保育に行かせよう。それまではスタジオで見ながら仕事しながら……と抱いていた構想がガラガラと崩れていきました 笑。そう、魔の1歳児2歳児時期に、仕事場で子供を見ながら仕事をするという無謀さに気づいて!すぐに保育園探しを始めました。

どこも便利がよく評判の良い保育園は満員で空き待ちも多く、いつまで経っても、もっと言えば春まで待っても入園できない可能性だってある。それは困る!と、その時のよぎったのが区役所の保育所担当の方の言葉。
「まつみさん(まつみ保育園)だったら、入園しやすいかな〜」
まつみ保育園。若松区でもはずれのはずれ、山を越え海沿いの道を行きさらに田んぼ道をぐんぐん進んだ山の中にある保育園。とにかく目の前にある30分もあれば片付くであろう仕事が、Yui怪獣のお世話によって3日も4日も遮断され続けている状況をなんとかしなければ、秋の繁忙期を乗り切ることができそうにない(T_T) そんな気持ちで夫婦そろって見学に行きました。まつみ保育園。環境はとてもよく、先生たちも楽しそう。なによりYuiが、園庭で遊ぶ子供達の中にするすると入って行って一緒に遊んでる!滑り台で逆流しようとして「ダメだよー」と言われてしぶしぶ階段に並んだり、お友達のおままごとを勝手に触って「ダメ〜」と言われてしぶしぶ誰も使ってなさそうなオモチャを手に遊んだり。ほんの30分ほどの中でどんどん身につく社会性!
「これはYuiにとっても良い環境だ」と夫婦そろって意見が一致し、即区役所に申し込み。即入園が決まりました(*^^*)

11月入園。初日は出張撮影のため送り迎えができないため、11月2日が初登園。

★1日目・2日目 ... 9:30 登園 >> 10:30 お迎え
★3日目〜6日目 ... 9:30 登園 >> 11:00 お迎え

祝日や土日を挟んで、ここまでで2週間。自宅〜保育園〜自宅の所要時間は40分ほどのため、この期間は登園させた後に自宅に戻ってもすぐとんぼ返りでお迎えになるし、かと言ってお迎えまでの時間を何かの活動に使うにはあまりに短かすぎて、午前中をほぼ保育園送り迎えに費やす感じ。慣らし保育ってなんて面倒なんだ〜と最初は思ったけど、登園してバイバイするときに泣きじゃくるYuiを見たり、連絡帳に「たまに思い出したようにフェ〜ンと泣いてました」なんて書いてあるのを見ると、まだ小さいYuiが社会生活を始めるのはものすごく負担になること。少しずつ小さなステップで見守ってあれなければ……と思うようになりました。そんな私の気持ちの変化と同時に、Yuiにも変化が。朝の登園のときに私の腕からするりと抜けて一人でオモチャを取りに行ったり、自分の教室へスタスタと入って行くように。泣くこともなく過ごしているという報告に、なんか寂しい気持ち。

★7日目(11/15) 〜8日目(11/16) ... 9:30 登園 >> 11:45 お迎え
この時期から給食を食べるようになりました。親のいない場所でお友達と給食を食べる……大丈夫か?と思ったけど、とてもすんなり。活動時間に歌に合わせて踊ったりもしているようで、慣れてきた様子。

★9日目(11/17)〜 現在 ... 9:30 登園 >> 15:30 お迎え
給食を食べた後、お昼寝しておやつを食べるところまで園で過ごすようになり、一気に保育時間が延長。こうなると、店に戻って仕事の一つや二つ三つ片付きます。「お昼寝から目が覚めたり泣いたりしたら連絡します」とのことだったけど、Yuiは一度寝たら起きません!予想どおり、初日からケロリとおやつまで過ごしました。

ああ慣れた慣れた!助かるけれど、嬉しいような寂しいような複雑な気持ち。と思っていたら、10日目、登園後のお別れのときにギャー!っと泣きだしてしまい、私の方がオロオロして気が動転。店に戻るまでの間にパパッと効率良く買い出ししたり用事を済ませないといけなかったのに、道を間違えてしまったり、うっかり買い忘れや見落としの連発で、ものすごいタイム・ロス。Yuiも大変だけど、私も冷静なようで色々心が揺れていたようで、本当に親子でいろんな気持ちをくぐり抜ける期間です。

6年生になるHayatoは、2歳半頃からフルタイムで保育園に通っていました。朝の9時くらいから夜7時まで。当時はまだ薄々しか認知できていなかったけど、Hayatoは発達障害があって4歳頃まで知的年齢が1歳に満たない状態でした。そんな小さな子が、1日に10時間も保育園で過ごす。どんなに負担をかけてしまっていたのか、今更思い知らされました。これも後からわかったことだけど、Hayatoは自閉症と知的障害があって、寂しいとか辛いとか感じていても、感情を表に出すことができない子。今でこそ意思表示が多少はできるようになったけど、当時のHayatoはただ黙って心を無にしたようにジッとしていることしかできなかった。それを「この子はクールな子」と思い込んであまり心配していなかった私。話は反れたけれど、Yuiの慣らし保育期間をもって、当時のHayatoの表には出ていなかった気持ちを知ることになったのです。
(後悔して自分を責めても仕方ない。今から、Hayatoとちゃんと過ごそう、うん)

冒頭の写真は、登園10日目の日かな?お迎え後に園庭の滑り台で遊ぶYui。滑り台のアーチにぶら下がってブ〜ラブラと揺れてはじける笑顔!そして余裕の顔でするする〜っとすべり降りてきます。滑り台は怖くてすべれなかったのに、あっという間に克服です!
まだ少しばかし慣らし保育期間は続きます。最終的には17:30をお迎え時間にしようと思っているのですが、どうしよう?Yuiにも私にも、そして夫にも、ほどよいバランスになるよう考えていきたいです。

10時間保育を3年間も経験させてしまったHayato、その後、知的障害児のための療育園である、ひまわり学園に通園させるようになってから、親子で過ごす時間がぐっと増えました。その頃が知的年齢やっと1歳を過ぎた頃だったかな。3年間も育児放棄に近い扱いをしてしまったことを相当に悔やみました。後悔して自分を責めたけど、Hayatoが発達のゆっくりした子だったため、まだ物心つかない間にちゃんとした母親をするチャンスを取り戻すことができたのだ、と、前向きに考えるようにしました。
そして今、Yuiにかかりっきりで、やっぱりHayatoに負担をかけてしまっている〜w お利口さんになって色々手伝ってくれるHayato. だけどYuiがいない時には甘えてきてくれるHayato. Yuiの保育園スタートで、Hayatoにもご褒美Timeが持てる日がくるかもね。



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