2017年4月26日水曜日

2歳のYuiが教えてくれたこと


最近とても落ち込むことがありました。私が更年期なのもあり、ちょっとイライラすることが増えていた時がありました。去年末に体質に合うサプリメントを見つけて服用し始めて以来、ちゃんとコントロールできていた(イライラが激減した)のですが、忙しくて摂るのを忘れがちな時期で上手くいっていませんでした。
とても寝つきが悪くて寝かしつけに1時間近くかかってしまうYuiにイライラして、つい感情的に冷たく当たってしまった。それが2晩続いた翌日から、Yuiが私に対して距離を置くようになったんです。

それまでは、眠くなったらママでないとダメだったのに、私の方には近寄ろうとせず、夫にしがみ付いて離れようとしません。私が抱っこしようとすると「ヤダー!!」と顔を背けられてしまう。ショックだし、それが自分のせいだと分かっているから尚更に、落ち込みました。
夫に相談すると「Hayatoだってそんなところあるよね。いつも僕から離れないし。知恵からももっとHayatoにくっ付いたりベタベタしてみれば?」というコメント。
「えーー。Hayatoはもうそんな年じゃないし、近くに寄るとイヤがるし、もうそんな事する必要ないんじゃない?」とその時は即座に否定したのだけど。

よくよく考え振り返ってみると、Hayatoにはいつも寂しい思いをさせていたような。Yuiが生まれる前はHayatoと二人きりのことも多かったけど、微妙な距離感があって私はそれがちょうど良いのだと思ってきたけど……。夫とHayatoの距離感はいつでもベタベタ。嫌がられても何でもHayatoに飛びついてグシャグシャに撫で回す夫。私は寝かしつけるのにくっ付いたりしなかったけど、夫はいつもHayatoが眠りに落ちるまでピッタリと寄り添っていた……。

そんな時、写真撮影をさせていただいたお客様が成人されたばかりの息子さんのお写真を取りに来られました。息子さん、とても素直で礼儀正しくて、お母様からの愛情をたっぷり注いでもらって育って来られたのがよく分かります。お母様と息子さん、ビミョーな年齢差のカップルだと勘違いされるほど仲良しで、一緒にお茶したりはもちろん、20歳になってもたまに膝枕をすることもあるんだとか。
「羨ましいなぁーーーー」と単なる羨望の感情に支配されていた私ですが、その後お客様と話している中で、頭に岩が落ちてきたようなショックを受けました。目から鱗というよりは、岩が頭にぶつかってきたショック、でも良い意味のショックでした。

お客様が、どれだけ息子さんとのスキンシップを大切にされてきたのか。今時のお子さんと親御さんたちの微妙な距離感が、お子さんの感情や頭脳の発育にどんな影響を及ぼすのか。親子のスキンシップ不足がどんな影を落としていくのか。逆に親子のスキンシップをたっぷり取っていることでお子さんのみならず親御さんにも、どんなに良い影響があるのか。今後、そのお客様とご一緒させていただくかもしれないイベントのコンセプトをお伺いする場面だったのですが、お客様ご自身の人生観や価値観に痛く感銘を受けるとともに、本当に自分の日頃の行いを反省しました。


この写真は、Hayatoのお誕生日に一緒にケーキをデコレーションしているところ。夫が撮ってくれていた写真には、Hayatoの嬉しそうな顔と、私自身もすごく幸せそうな顔(*^^*)
Hayatoが思春期に入ったから、お兄ちゃんになったから、もう母親とベタベタする必要がないわけないんです。自閉症の子に対する「抱っこ療法」というものを、自身も自閉症である東田直樹さんの著書で読んだことがあります。東田さんは言葉を発することはできないけど、文字盤や文字をパソコンで打つことで気持ちを伝えることができます。彼が著書の中で「抱っこ療法」について、抱きしめられるととても安心する……と書いていました。それは私のような大人だって同じこと。落ち込んでいるとき、ギューっとされると安らぎます。Hayatoはましてやまだ子ども。もっとギューっとしてあげよう。

お客様から気づきを得たその日の夜。Yuiを抱っこしてHayatoを抱き寄せた状態で、Hayatoにゆっくりと語りかけました。
「ちーちゃん(Hayatoが私をこう呼びます)、これからは怖いちーちゃんにならないように気をつけるね。今まで一人でがんばらせてゴメンね。ちーちゃんは、はーやとくんが、だーいすき!」
こう語りかけた直後、何だか私がHayatoに抱きしめてもらったような気持ちになって、心の中心がじんわりと暖かくなってきて、涙が出てきました。

同じ日に、Yuiにも語りかけました。冷たく当たってしまった日のことを謝って、これから怖いちえにならないように気をつけるね、と。Yuiはその日から、少しずつ少しずつ、私との距離感を元に戻していってくれました。寝る時に背を向けて少し離れていたYuiが、昨夜は私にピッタリくっ付いて眠ってくれた。
(しかし今はパパLOVE期なのか、夫へのベタベタ度が依然として高いw)
Yuiに関しては、夫がサラリーマンをやめて夫婦一緒に仕事をするようになってから、いつも家にいる夫に対して、私が任せすぎていたこともあります。夫は家にいるとはいっても、家は仕事場でありやるべき仕事はたくさんある。私も仕事はするけれど、やはり家事優先で家のことをすることが多い。私は何か仕事や家事をしていると没頭してしまい周囲のことに無頓着になるけれど、夫は仕事中でも目の端で常に周囲のことを見てる。そんなで、私が子どもたちのことに「気づかない」ことを言い訳のようにして、Yuiを夫に任せて放ったらかしにする時間が増えていました。

作業中に子どもに注意が行きにくいのなら、子どもたちが帰宅するまでになるべく集中すべき仕事は終わらせてしまえばいいんです。そこをスパッとすぐに改善するのは難しいけど、Yuiが保育園から帰ってきたら、ひとまず全部置いておいてYuiの相手に専念することはできます。Yuiがなかなか寝付かなくてイライラしてしまったのも、きっと自分が時間内に片付けることができなかった仕事のことが頭にあったから。

こんな風に、自分のこと中心だった考え方を、子ども中心にシフトしていくこと。私はそれを面倒くさいと思っていました。仕事しなきゃ家事しなきゃ生きていけないやん、と思って。世のお母さんお父さんたちは、みなさん自然と子ども中心の生活をしているように見えて、すごいなぁ……と思っていたのですが、みんなそうやって自分の中で区切りをつけて努力されているんですね。

それを私は面倒くさいと思ってた。

でも、Yuiが私に対して一時的に背を向けたことで、ハタと立ち止まって考え直すことができた。そうして子どもを中心に置いてみたとき、子どもにちゃんと語りかけてギューっと抱きしめることで、子どもを育てるっていうことは、親が子どもに愛情を注いで幸せにしてあげるということではなくて、子どもが私たちに愛情を注いでくれて、毎日を幸せな気持ちで満たしてくれているんだなー、Yuiが気付かせてくれたんです。

別のお客様がこんなことを仰っていました。
子どもが小さかった頃、休みのたびにどこどこへ連れて行ってあげよう!とか、親からの目線で考えてたけど、今振り返ってみると親のほうが子どもに遊んでもらっていたんですよねー。
まさに、それ。子どもに色んなことを「してあげてる」と思っているけれど、実は親のほうが与えてもらっていることが多い。これ、どこかの記事によく書いてありそうなことですよね。「ふんふん」なんて読んでた、そんなことを、最近になって始めて心から感じることができました。

この落ち込み事件以来、子どもたちと過ごす時間がすごーーーく楽しくなりました。
Hayatoとのハグハグも、まだほんの数日目ではあるけれど、続けています。Hayatoもなんだか嬉しそうで、少し距離が縮まりました(*^^*) 親が子どもと距離を置くなんて、変な話ですけれど、私は実際にそうしてしまっていました。自分の親からそうされていたから……という、遡れば背景もあるけれど、でもそれを引き継ぐ必要はないですね。
私はこれから、子どもたちをハグハグして、自分も子どもも幸せを感じて、それを続けることで子どもも親も自身をもって心豊かに生きていきたいです。

ちょっと大げさだけど人生観変わってしまったところがある。
今後、仕事よりも何よりも子ども優先でいくので、ただでさえ営業日の少ないカフェ営業日が減ることもあるかもしれません。でも、子どもとの時間は今しかないから、子ども優先でいきたいと、思います!
ありがとう。




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